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2023.08.23  -

森を飲む、チル。

カモシカ飲料

TŌGE 15

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軽井沢は浅間山の側火山である離山(はなれやま)に数頭のカモシカが縄張りをもって暮らす。

 

ここのカモシカは植林と原生、あるいは針葉樹と広葉樹の混合林に生える五種の香木と共に生きる。

 

ある時は目の下をこすりつけてマーキングし、ある時は木を食べる。

 

シカともウシともヤギとも見える、あるいは何にも見えないこの青い汗をかく古来の動物のように、われわれも #木を食べよう。

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 元祖「木食ドリンク」がより環境にやさしく、より美味しくリニューアル。「カモシカ飲料|KAMOSHIKA Drinks」は木人の新しい新陳代謝を生み出す文化的環境プロダクトです。

 サステナブル、エシカル、循環社会など環境を意識する言葉や商品を見聞きするようになって久しい今、わたしたちは実際どれほど「環境」について意識しているのでしょうか。

 「KAMOSHIKA Drinks(カモシカ飲料)」は原材料の99%が長野・軽井沢の森の木をつかった、これまでにない新しい木食ブランドです。木を身体の中に取り込むことで、私たちは森林や土、ひいては広義の「自然」に対して、まるで自身のことのように意識を向けることが出来るのではないでしょうか。

 北欧では古来より松ぼっくりが食卓にならび、日本では松の葉茶を服用してきました。その意味で、「木を食べる」ことは人類史の上で、さほど新しいことではありません。

 そんな経験を皆様のお手元へ。全く新しくて、全くもって日常であること。それが「カモシカ飲料」です。

PRODUCT
​商品
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KAMOSHIKA Soda
カモシカソーダ森林炭酸

カラマツ、アカマツ、モミ、アブラチャン、ヒノキなど、離山にある五種の香木をふんだんに使った森林のソーダ。開封後すぐお飲みいただくことのできるストレートタイプ商品。ノンアルコール微炭酸飲料です。

2,600円(税込)

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KAMOSHIKA Syrup
​カモシカシロップ森林糖蜜

離山にある五種の香木をふんだんに使った5倍濃縮タイプの商品。グラニュー糖をのぞく原材料の99%以上に、軽井沢で採れる香木を使用し、木の香りとシナジーのある晩柑果汁とタイムをブレンドしています。炭酸水やお茶、ジュースやお酒などで割ってドリンクとして、あるいは、デザートシロップや調味料など、幅広くお楽しみいただけます。飲み方については下記のレシピをご参考にください。

2,300円(税込)

RECIPE
レシピ
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森林のトニック

カモシカシロップ森林糖蜜40ml

トニックウォーター80ml

(アルコールver)

ジン30ml

ライム適量

  1. 氷を入れたグラスにシロップ40mlを注いで、スプーンなどで馴染ませる
    アルコールver:ジンも一緒にシロップと合わせてから馴染ませる。

  2. トニックウォーター80mlを注いで、スプーンで下からシロップを軽く持ち上げて完成。お好みでライムを適量しぼるのも良い。

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森の大葉グリーンティー

カモシカシロップ森林糖蜜40ml
大葉緑茶60ml
トニックウォーター50ml

  1. 濃い目の緑茶を抽出。
    緑茶の茶葉4g/70℃のミネラルウォーター150cc/抽出時間90秒

  2. 抽出した緑茶に大葉を1枚入れ、ブレンダーやミキサーにかけ、茶漉しでこす。その際キッチンペーパーや、コーヒーフィルターで濾すとよりきれいな液体に。この分量で2杯分の大葉緑茶が完成。

  3. 氷を入れたグラスにシロップ40ml、大葉緑茶50mlを注ぎ、スプーンで馴染ませる。
    トニックウォーター50mlを注ぎ、スプーンで下からシロップを軽く持ち上げ完成。

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カルダモン香る木食オレンジほうじ茶

カモシカシロップ森林糖蜜40ml
ほうじ茶75ml
オレンジジュース35ml
ホールカルダモン5粒

  1. 濃い目のほうじ茶を抽出。ほうじ茶の茶葉4g/90℃のミネラルウォーター200cc/抽出時間120秒

  2. 軽く潰したホールカルダモンとほうじ茶を合わせ5分鍋で弱火にかける。これを冷やしたのちにオレンジジュースを加え、カルダモン香るオレンジほうじ茶を作る。

  3. 氷を入れたグラスにシロップ40ml、②を110ml注ぎスプーンで馴染ませ完成。

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CONCEPT
コンセプト
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新しい食体験の提供

人類史の発展は食文化史と連動している。新たな食文化が思想に影響を与え、新たな技術が食に影響を与えてきた。北欧では古来よりまつぼっくりのジャムが食卓に並び、日本では松の葉茶を服用してきた。そういった文脈で「木を食べる」ことは人類史の上でさして新しいことではない。

 

一方で、樹液(メイプルシロップ)や樹皮(シナモン)、枝葉の煮出しは既存食品に度々登場するが、木の体幹でもある樹幹部を食すことは古来おこなわれてきていない。「どんな味がするのか」と尋ねられ、「木の味である」と答える。実際に口に運ぶとこぞって「木の味だ」と皆さん仰る。全く新しくて、同時に全くもって日常であることが「カモシカ飲料」の特徴である。

間伐材消費を通じた
環境活動への寄与

1950ー60年代、拡大造林政策が進められ、全国的に大規模な植林がなされた。70年前後、木材輸入が自由化されたことにより国内林業が低迷。林業衰退により放置を余儀なくされた植林地が全国的に増加。

現代、放置された植林地が土壌汚染や生態系破壊を起こし、二次災害的に土砂崩れや花粉症、害獣被害など多岐にわたる環境問題を引き起こしている。

よって木を切らねばならないが、建材としては価値が低く、建材以外の経済的価値を創出する必要がある。食材ならばどうか、と考え至ったのが本商品開発の出発点となった。

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自然と人への意識変化の
きっかけ提起

「人の手がついていない自然はもう存在しない」と唱えたのはオゾン層破壊を観測してノーベル賞を受賞したパウル・クルッツェンだ。ほどなくして気候変動を中心とした議論が世界中でまきおこり、現在に至る。

 

空や大気のことを意識することが多いが、実はこれを考えるに「森林」や「土壌」はあまりにも重要だ。それは森林が大気を浄化するだけでなく、水を蓄え、命を分解し、再び世界に還元する循環社会の起点であり終点となるからだ。

 

そこまで考えずとも、少しでも森林や土に意識を向けていただければ、カモシカ飲料の本望である。

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